嘘~チャーチル語録
- 2010年03月11日 (木)
There are a terrible lot of lies going about the world, and the worst of it is that half of them are true.
W.Churchill:私家版チャーチル語録目次
There are a terrible lot of lies going about the world, and the worst of it is that half of them are true.
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I am fond of pigs. Dogs look up to us. Cats look down on us. Pigs treat us as equals.
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少しだけ異なった言い回しで次のようなものもある。(いずれも原典未確認)
I like pigs. Dogs look up to us. Cats look down on us. Pigs treat us as equals.
It is always wise to look ahead, but difficult to look further than you can see.
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次のようなチャーチルの言葉もある(ただしこちらも原典は未確認)。
It is a mistake to look too far ahead. Only one link of the chain of destiny can be handled at a time.
It is a mistake to try to look too far ahead. The chain of destiny can only be grasped one link at a time.
It is a good thing for an uneducated man to read books of quotations.
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Without tradition, art is a flock of sheep without a shepherd. Without innovation, it is a corpse.
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There is no such thing as public opinion. There is only published opinion.
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I may be drunk, Miss, but in the morning I will be sober and you will still be ugly.
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The English never draw a line without blurring it.
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Healthy citizens are the greatest asset any country can have.
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Broadly speaking, the short words are the best, and the old words best of all.
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(この「不定期連載シリーズ!チャーチル語録第二弾」、試訳はコメント欄に思いつくまま記入してみます)
世にむきだしの悪というものはない。かならず大義名分を表に立てているものだ。
福田恆存訳「ヴェニスの商人」
There is no vice so simple but assumes
Some mark of virtue on his outward parts:
ここでは、悪いことをして、かえって賞められ、よいことをして、危ない目にあい、ばか呼ばわりもされかねない
福田恆存訳『マクベス』新潮文庫
I have done no harm. But I remember now
I am in this earthly world; where to do harm
Is often laudable, to do good sometime
Accounted dangerous folly: why then, alas,
Do I put up that womanly defence,
To say I have done no harm?
The Complete Works of William Shakespeare
ついでに、「定額給付金」を巡る一連のやりとりを見聞する度に思うこと。
ああ言えばこう言う。
ああ言われればこう言われ。
貰うと言えば「ええかっこすな!」、「貰わない」と言えば「さっきと言ったこと違うやないけ!」
そして人気欲しげに右往左往。
一億総チンピラ化とはもはや冗談では済まなくなったのであろうか。
景気がいずれ回復するとの淡い期待と将来の税収を当て込んで負債ばかりが積み上がり、”期待バブル”の破裂もどうやら刻々近づいている。
種も播かず肥料もやらずにいったいこれからなにが”成長”するのかさっぱり分からない。「カネちゅう万能特効薬やっとるやんけ」、ですかい?それはたとえて言えば人間の生命力を度外視した「延命治療」というべきではないか。
いくらでも血を流すがいい、みじめな祖国の運命! 荒狂う暴政のあらし、思うぞんぶん国の岩根を揺るがすがいい、善も、もう貴様の力をおさえられぬのだ、さあ、いくらでも非道のふるまいに手を汚したらいい、苦情を言うものはどこにもいないのだぞ!
福田訳前掲書
Bleed, bleed, poor country!
Great tyranny! lay thou thy basis sure,
For goodness dare not cheque thee: wear thou
thy wrongs;
The title is affeer’d!
前兆などというものを気にかける事はない。一羽の雀が落ちるのも神の摂理。来るべきものは、いま来なくとも、いずれは来る—–いま来れば、あとには来ない—–あとに来なければ、いま来るだけのこと—–
福田恆存訳『ハムレット』新潮文庫
Not a whit, we defie augury, there is speciall prouidence,in
the fall of a Sparrowe, if it be, tis not to come, if it be not to come,
it will be now, if it be not now, yet it well come, the readines is all,
since no man of ought he leaues, knowes what ist to leaue betimes,
let be.
Hamlet (Quarto 2, 1604)[Internet Shakespeare Edition]
Not a whit, we defy augury: there’s a special
providence in the fall of a sparrow. If it be now,
’tis not to come; if it be not to come, it will be
now; if it be not now, yet it will come: the
readiness is all: since no man has aught of what he
leaves, what is’t to leave betimes?
どんな悪事も露顕する。硬い大地が結束して、それをひたかくしに隠そうと、所詮はむだだ。
福田恆存訳『ハムレット』新潮文庫
Your loues, as mine to you, farwell.
My fathers spirit (in armes) all is not well,
I doubt some foule play, would the night were come,
Till then sit still my soule, fonde deedes will rise
Though all the earth ore-whelme them to mens eyes.
Hamlet (Quarto 2, 1604)[Internet Shakespeare Edition]
Your loves, as mine to you: farewell.
My father’s spirit in arms! all is not well;
I doubt some foul play: would the night were come!
Till then sit still, my soul: foul deeds will rise,
Though all the earth o’erwhelm them, to men’s eyes.
ありゃ、今日は日曜日であったか。不覚。文字どおり「覚えず」。曜日の感覚が失われていた。
だからというわけでは全然ないが、連チャン投稿。
読書メモを見返していたら「おお、これこれ!」というのがあったので引用。
肥料のことを忘れて鋏ばかりチョキチョキやる植木屋は、要するに旦那芸以上のことは出来ない。
苦情を恐れて何ができるというのだろう。たしかにそんなものが出ない方がいいのは確かだ。しかし八方に媚びを売っているうちに自分そのものが失われ損なわれ破滅に近づくくらいなら、いっそ苦情の方がましではなかろうか。とはいえ「毅然」としていれば良いというものでもないだろう。しばしば「毅然とした態度とは、目を三角にして相手を威圧しあるいは敵意を剥き出しにして見せること」だと思っておられるのではないかと邪推せざるを得ない方々がおられるが、実際には友愛の情を含ませた毅然たる態度というものもあるものなのだ。しかしそれを体現できる人は極めて稀でもある。そうでない例はどこにでもある。とくに学校という場所に行けば、縁日の露店の如くありふれたものだ。
忠君愛国者を製造する為に、高等試験に国史を必須科目にする由、形式主義の弊、ついにここにいたる。歴史は知らなくとも田舎のおやじさんは忠君愛国者であり、歴史を研究して足利尊氏を崇拝する者もある。愛国者は一定の型から生まれるものではない。
この複雑煩瑣な日進月歩の世の中に、死んだ人の固有名詞や年代や、果ては有史以前の神々の長たらしい名前を初めとし、何百何千と暗記しなければ役人になれないとなると、役人はみな学校の先生みたいな小じんまりとした人間ばかりになってしまうであろう。恐ろしいことだ。
いずれも引用は正木ひろし『近きより』より。
昭和13年の正木の言。
中学校における武道必修化、高校のおける日本史必修化の動きにはいささか首をかしげざるをえない。日本古来の伝統の尊重だなどと仰っておられるようだが、「尊重」するとことと法律による「義務化」とは水と油の如き違いがある。はたして「義務としての尊重」などというものがこの言葉本来の意味での「尊重」と言えるのだろうか。これもまた「形式主義の弊」「形式主義の典型」と言えはしまいか。
むしろ正木がこれらの言葉を漏らさずにはおれなかった時代がふたたび巡ってきたのであろうか。形ばかりのスローガンで国民をあらぬ方向へ導くことこそが日本の由緒正しき伝統だとでもいうのだろうか。そうかもしれない。
そういえば、武士道をキーワードとして日本の伝統を称揚した『日本の品格』を著された藤原正彦氏はこれらの動きついてどのように考えておられるのか非常に興味のあるところだ。読者の誤読をなげいておられるか、それとも我が意を得たりの思いでおられるのか。
いずれにしてもかの著作は極めて罪深きものであったかもしれぬ。「論理だけでは破綻する」ことがあるのと同様に「情緒だけではこれまた恐ろしい」と、くどいようでも断りを入れておかれるべきであったか。確かに危険な匂いのただよう本ではあった。
自らの国土への愛と誇りがそのまま他国に対する侮蔑となってしまえば元の木阿弥。それを知らない著者ではないと思っているのだが。どうなんだろうか。
ベストセラーは十中八九クズである(UBSGW)
良書はたいていホコリにまみれて倉庫の片隅に捨ておかれるか、絶版。それが私の経験則。もちろんそれは売れ残り本が良書であることを意味しない。この当たり前の事がしばしば忘れ去られることにはそれなりに深い理由があるのだろうな、きっと。
読了。
以前取り上げた正木ひろし弁護士が戦中に発行していた雑誌『近きより』をまとめたもの。
警句に溢れた著作。
唯一回の人生かも知れぬという不安は達人を一層大胆にすると共に凡人をひどく臆病にする。
犬が吠えても人は犬に対して怒りを感じないし、小児がウソを言っても腹を立てないのは、犬や小児を対等に感じないからであり、被害がないからである。しかし、世の中には、大人の外皮をかぶった犬や、小児以下の小人物が充満しているので、人物鑑識眼の無い人物はヤタラに怒ったり、腹を立てたりする。いずれも主観の徒だ。客観に覚めた大人は、怒らず、狂犬はこれを撲殺し虚言者はこれを抹殺する。
正木ひろし『近きより』弘文堂1964
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近きより―戦争政策へのたたかいの記録 (1964年) |
| 正木 ひろし | |
| 入手不可 |
心情の逆用
言うに言われない心情を知ってくれるのは親友である。その心情を知ってこれを無視するのは路傍の人である。その心情を逆用するのは敵である。
正木ひろし『近きより』弘文堂1964
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近きより―戦争政策へのたたかいの記録 (1964年) |
| 正木 ひろし | |
| 入手不可 |
美術というのは、いわば虚構と想像力の世界ですから、むしろ嘘で成り立っています。だが、真正の芸術はみずからその嘘に耐える力があります。
(P18)
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そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501)) |
| 原 りょう | |
| 価格:756円 |
あるいは、単に世間との付き合い方が下手なだけの若い世代なのだろうか。決定打を放つ前にジャブの応酬がないのだ。だから、摩擦が生じるといきなり破局を迎える。
(P31)
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