へとへとグーグーモヤモヤとした気分でネットを覗くとこんな記事。。
「こんにゃくゼリー『もちと同じ』」
こんにゃくゼリーによる窒息事故が相次いでいることはニュースですでに聞いていた。その時の私の感想がまさに上のタイトル通りだったので興味を覚えて読んでみる。
フムフム。
こんにゃくゼリーによる窒息死事故が相次いでいる問題で、消費者団体などから製品の回収や販売禁止を求める声が高まっている・・・食品衛生法には窒息などの事故に関する規定がなく、同省は回収命令などは不可能との立場・・・制度上の不備が明らか・・・
「<こんにゃくゼリー>事故相次ぐも、各省は法的措置取れず」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070617-00000033-mai-soci)
(以下、とりたてていうこともない程度の感想です)
亡くなられた方のことを思えば同情の念を覚える。
が、モチに類する食品を”危険な食品”として規制できないことが「制度上の不備」とは腑に落ちぬ。
メディアのひとびとはいつも賢しらに結論を急ぐね。
ご老人がモチを喉に詰らせて亡くなったなんていう事故記事はときどき目にするが、そんなときに「制度上の不備」などとメディアが口にすることはなかった(今後もそうだろう)。
そういえばどこかの地方では、なが~く連なったモチを丸呑みする(危険な)伝統行事らしきものがあったなぁ。
もとへ。
いったい「モチ」と「蒟蒻ゼリー」の違いはどこにあるのか。
農水省によれば「コンニャクイモから精粉したグルコマンナンは欧州では食品添加物扱いなので規制できるが、日本ではこんにゃくの原材料として使われているため禁止できない」のだとか。
なるほど。食品添加物なら規制できるが原材料は規制できないわけか。いちおう納得。唐辛子に含まれるカプサイシンの過剰摂取が危険だからと言ってキムチを「危険食品」として禁止されてはかなわぬ。もっとも、「添加物」と「原材料」との区別はどのように設定されているのか私はしらない(調べる気も今のところない)。
含有率?製造者の自己申告そのまま?
農水省の見解に納得しつつ、同時に、よく分からないながらも危うさをも覚えたことをここに記しておこう(危うさというよりも「ルール設定」の難しさ、とでもいうべきか・・・)。
私自身の無知ゆえの「???」はそれくらいにしよう。しかし、「制度上の不備が明らか」という言葉にはひっかかりを感じてしまう。
むしろ、「制度というものは本来不備なものであることが明らか」というほうが ”腑に落ちる” 。
やはり「蒟蒻ゼリー」は「モチ」でしょう。
もし蒟蒻ゼリーに罪があるとすればそのネーミングかもしれない。
何も知らずに只のゼリーと思って食ったところが、ゼリーみたいにはグジュグジュになってくれずに丸呑み!あービックリ。
そんなことが私にもかつてあった(ような気がする)。
「なんじゃゃぁこりゃぁぁあっ!!!ゼリーじゃねぇ」
蒟蒻入りゼリー。ゼリー的蒟蒻。ゼリー蒟蒻。
考えているうちに「ゼリーってなんだっけ?」という気になってきたのでwikipedia検索。
ゼリー
嫌いな人間に「カレー風うん○」ライスを食わせた場合は犯罪か。見た目に騙された者に落ち度があるのか、それとも食わせた奴が悪いのか?
A:「よく確かめないから悪いんだろ~」
B:「ふつう、ご飯にうん○かけて出す奴いるわけないだろが!!」
ええ、蒟蒻はもちろんうんこではないですよ・・・。
ええ、食品と排泄物とはまったく別物ですよ・・・。
ここはどこ??
まあ、「制度上の不備」などと安直に言ってしまうのはいかがなものでしょうね、ということか。
上のAもBも決して「制度上の不備」を問題にすることはないだろう。もちろん、誰かを責めるときに「制度」を後ろ盾に出来れば都合がよい、有利ではあろうが。
制度上の不備などと言ってるヒマがあるのなら、蒟蒻とゼリーの違いをでも大々的に番組で取り上げたらよかろうに。納豆の時みたいに売れるのでは。。>毎日新聞
味噌も糞も一緒くたにして無闇と「制度」のせいにする心性はまるで「根拠法規がありません」とのたまう官僚のそれと同一ではなかろうか。大新聞の記者が官僚化してても驚きはせぬが。マイニチ繋がりで思い出したが、しばらく前に毎日の記者さんがこんなことを。
「警察の交番制度が日本で始まり、全世界に広まったように、記者クラブ制度も世界で最も先進的な制度だ。この制度は、日本のメディアが明治時代以降、1世紀以上かけて作り上げてきたものだ。新聞記者と放送記者が官庁に常駐すること自体、権力をけん制し監視することになり、それが否定されれば、マスコミの役割はなくなる」
「記者室統廃合:日本記者クラブの委員が見た韓国の取材制限」(朝鮮日報)(http://www.chosunonline.com/article/20070602000030)
記者クラブがそうならば、談合だって「世界で最も先進的な制度」だと言えぬことはありませんぜ。まあ、この記事は大統領府のメディア規制に反発している韓国マスコミの事情も勘定に入れるべきでしょうが。
それにしてもね・・・。
とまあ、今日もまとまらず。
いやここ数日、冗談抜きでヘトヘト。
おっと、ボヤキついでにもういっちょ。
安倍さんのように「乗用田植機にでんと座ってハンドル片手にもう片方の手で有権者にアピール」して見せる政治家もおられるが、どうせ農業人へアピールするのなら、過疎地の棚田で腰折り曲げて炎天下のなか日がな一日田植えでもしてみて欲しいものだ。
おそらく安倍氏や彼の周辺の人々が彼らの言う「農業」ってのは、大資本が大農場でオペレータや機械を使って行う「工業的農業」でしかないのだろうな。
参院選を目前にして突如農業者へのアピールに余念のない彼らだが、彼らが零細農を切り捨てるつもりでいることは過去の発言記録を見れば充分すぎるほど読み取れる。
(選挙後)
「あん?ハナシが違うじゃないかって?・・・あのさぁ、おれが言う農業ってのはアメリカみたいなさぁ、バーンっと機械ぶち込んでダーッとだだっ広くて四角い農地でやるもんなんだよ。勝手に誤解したのはアンタだろ?」
「だいたい、おまえらみたいにクネクネしたせまっくるしい、まるで日本列島みたいな田んぼでやってるこたぁおれの言う「農業」なんかじゃないんだよ。分かるかね、田吾作くん?やっぱアメリカだよアメリカ。え、年金?農業法人に雇ってもらって厚生年金に加入しな。そのほうがあんたも嬉しいだろ!?安定してるしさぁ。美しかろ?にっぽん」
さすが政治家。策士だよなぁ・・・。ぐうの音もでないよ。
眠い。グゥグゥ。