• 2006年10月13日 (金)

職質追跡でPTSDと国賠請求

「警察の職質追跡で女子中学生がPTSD」(佐賀新聞)

変質者が珍しくないどころでなく頻発し、「非番の警察官を変質者と勘違い」するのも不思議なこととは思えない昨今ですが。
「直前に自転車盗難の被害届を受けており、よく似た自転車だったため、中学生に職務質問」した職務熱心な警察官には気の毒な気もします。もしもこの一件で警察官がPTSDになった場合は労災!?でしょうか・・・。

「中学生の精神に障害を及ぼすことを予見せず、人権侵害の結果を回避しなかったとして」提訴に至ったということです。

ついでですが、この記事はわりと丁寧に事実をひろって書かれている印象を受けます。

「事実関係に大きな争いはないが」

あまり新聞などでは見かけることのないフレーズです。当事者の一方が警察のときだけはマスコミも慎重になるのでしょうか。

まったくの私見ですが、「訴状によると」云々あたりからは、ありきたりの事件記事であれば字数節約するところだったんじゃないでしょうかね。

ちょうどPTSDに関する本を読んでいるところだったので目に留まりました。
ささいといえばささいな一件ですが今後の展開が気になる事件です。

お気づきかもしれませんが、見出しは故意に変えています。
「・・・PTSD」で終わるのと「・・・国賠請求」で終わるのとでは若干印象が変わってくるような気がしませんか?

どちらも事実のみを端的に表現しているわけですが、それでも微妙なニュアンスの差が生まれます。
新聞の見出しのほうが私の記事のそれよりも幾分中立的な気がしますが、敢えて変形してみました。

可能な限り中立的であろうとしても、それでも完全に中立的な表現というのは難しいものだということを感じます。文が短ければ短いほど難しそうです。

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