• 2006年02月05日 (日)

山岡鉄舟(1)

昨日読んだ『鉄舟随感録』に関連してもうすこし書いてみます。
鉄舟に関しては今でも小説その他の関連本が多数出版されているようですが、この本は鉄舟自身の筆記になるもの(文体が漢語調で慣れないと読みづらいものの)なので非常に中身の濃い書物だと感じました。
第三者の手による、「(鉄舟が)こう言った、こういうことをした」風の書物は、取りつきやすい反面で、鉄舟自身の言葉や思想よりも著者の言葉や考えが書物の大部分を占めるため、読んでいくうちに次第に物足りなくなっていくものですが、この書物は読み応え大です。しかも鉄舟の文章に、これまた幕末の英雄の一人である勝海舟が評論を加えているという、ある意味で非常に貴重な書物です。(だからこそ国書刊行会からの出版なのでしょうが。)

鉄舟随感録 鉄舟随感録
山岡 鉄舟
入手不可

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